自然な仕上がりを求める人は脂肪注入法がおすすめ
脂肪注入によるバストアップの方法は、施術の際に自分の二の腕やウエストの周辺の脂肪を用いるため、副作用などのトラブルが起こるリスクが小さく、自然な仕上がりを目指しやすいといった利点があります。また、切開をする手術と比べると費用が安く、注射の後もほとんど残らないため、初めて美容整形をする人にとっても身近な施術の一つとなっています。一方で、脂肪注入法による豊胸を行った後は、医療機関によって乳がん検診を断られたり、バストの形を維持するために定期的な通院が必要となったりと面倒なこともあります。そのため、美容外科の医師によるカウンセリングを受けて、料金ばかりでなく自分のライフスタイルを考慮しながら、脂肪注入法の必要性について慎重に検討することがおすすめです。
ヒアルロン酸注入法はプチ整形の感覚で施術に臨める
ヒアルロン酸注入法は、脂肪注入法と比較してバストアップの効果が弱く、長続きしないといった問題もありますが、短時間で施術を受けられるため、プチ整形の感覚で豊胸をしたい人に向いています。最近では、メインの豊胸の方法としてヒアルロン酸注入法を採用している美容外科のクリニックも多くあり、保険適用外ではあるものの、一回あたり数万円から十万円程度と手ごろな料金で施術を始めることが可能です。ヒアルロン酸注入法の効果については、施術を担当する医師のセンスや技量、経験などに影響を受けやすいため、なるべく時間を掛けて各クリニックの症例写真をチェックしてみましょう。
切開などの外科手術を伴う豊胸治療は胸部のサイズを細かく調整できるのがメリットです。成形も丁寧に行うことが可能ですが、傷跡が残るうえに体への負担が大きく、入院する必要があります。